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ジャンモネCoEシンポジウム「ドイツとヨーロッパの行政手続法―法典化の理念と特別法との間で」を開催します(3/10)

JMCoE_Symposium(20170310)Poster.jpgポスター (PDF形式)

 最近EUで、研究グループおよび議会が行政手続法の法典化の案を公表しました。そこで今般、以前からドイツで最も積極的に行政手続法の法典化に関する論攷を発表してきた、ハイデルベルク大学教授のヴォルフガング・カール氏を招き、法典化の意義と限界、ドイツの連邦行政手続法における非法典化と再法典化の動向、およびEUにおける行政手続の法典化の動向について、講演していただき、討議する場を設けることにいたしました。年度末のお忙しい時期とは存じますが、ヨーロッパおよびドイツの行政法の最新動向を知り、また日本における行政法の法典化について考える上で絶好の機会ですので、ぜひご参加ください。

 本講演会は、神戸大学ジャンモネCOE資金、神戸大学公法研究会、科学研究費助成事業・基盤研究(B)「行政法の法典化に関する基礎的研究」(研究代表者・山本隆司)の三者の共催として開催いたします。

日時:3月10日(金)14:00~16:30

   プログラムのダウンロードはこちらから

対象者:大学院生・教職員

開催場所:神戸大学 六甲台第1キャンパス社会科学系フロンティア館3階303号室

     29番の建物です。建物左手の入り口からお入りいただき、エレベーターをご利用ください。

講演者:ヴォルフガング・カール教授
    (ハイデルベルク大学ドイツ・ヨーロッパ行政法研究室主任、持続可能性法研究室主任)

 カール教授は1965年生まれ。アウグスブルク大学およびミュンヘン大学で法学・政治学を学んだ後、アウグスブルク大学でライナー・シュミット教授のもと、博士学位(博士論文「環境原理と共同体法」)および教授資格(教授資格申請論文「国家監督」)を取得し、ギーセン大学教授に就任。バイロイト大学教授在任中の2005年、ドイツ国法学者大会で報告(テーマ「文化財・法益としての言語」)。2009年に、エバーハルト・シュミット-アスマン教授の後任として、ハイデルベルク大学教授に就任。基本法ボン版コンメンタールの共編者、Mohr社「行政法叢書」の共同監修者、環境法の代表的な概説書の共著者をつとめるなど、ドイツで憲法、行政法、環境法の分野を代表する公法学者の一人である。

講演テーマ:ドイツとヨーロッパの行政手続法―法典化の理念と特別法との間で

コメント:巽智彦(成蹊大学法学部)、山本隆司(東京大学法学政治学研究科)

     講演後、質疑・討論を行います。通訳あり。

お問合せ:国際教育総合センタープログラムコーディネート部門
E-mail: intl-prg@office.kobe-u.ac.jp

国立大学法人 神戸大学