第3回ジャーナリスト向けジャンモネCoEワークショップ を開催します(10/27)
第3回目となる今回のワークショップでは「EUと英国-政治・経済の行方」と題して、メディア関係者を主対象としたワークショップを開催します。
政治学と経済学との視点から、これらの課題に取り組んでいる2人の教授陣による講演と、ディスカッションを交えたプログラム構成となっています。
日時:2017年10月27日(金)14:00~16:30
プログラムのダウンロードはこちらから
講演1:阪野 智一 教授(神戸大学大学院国際文化学研究科)
「イギリス政治はどこへ向かうのか-EU離脱決定後のイギリス政治-」
イギリス政治については、改革モデルとして理想化された形で紹介されることが少なくない。しかし、「宙づり議会」の出現やBrexit問題に象徴されるように、イギリス政治は、内政・外交において大きく揺らぎつつある。EU離脱決定後、イギリス政治はどこへ向かうのか。本年6月の総選挙の結果分析も踏まえながら、イギリス政治の変容を考えたい。
講演2:吉井 昌彦教授(神戸大学大学院経済学研究科)
「BREXIT後の日英経済関係-日EU・EPAの大枠合意を受けて-」
昨年6月23日の国民投票により、EUから離脱することになった英国は、3月29日にEUに離脱勧告を行った。いくつかの離脱パターンが予想されるとともに、離脱交渉期限内に日EU・EPAが発効する可能性もありえる。英国には千社を超える我が国企業が進出し、交渉の行方を見守っているところであり、政府も昨年9月にEU・英国双方に書簡を送り、交渉過程の透明性を高めるよう要求している。本ワークショップでは、これまでの交渉過程を概説するとともに、今後の行方を参加者と一緒に考えたい。
対象者:ジャーナリスト・一般
開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワー8階)
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お問合せ:国際教育総合センタープログラムコーディネート部門
E-mail: intl-prg[at]office.kobe-u.ac.jp
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