１２月２１日（水）、神戸大学ジャンモネＣｏＥ主催で兵庫高校生向けのミニシンポジウムを神戸大学医学部会館シスメックスホールにて開催しました。
　まずは在大阪・神戸ドイツ総領事館ヨハネス・シュヴァイツアー上級専門官から「ＥUとドイツ」というタイトルで、ドイツの文化やＥＵの成り立ち・現在かかえる問題等についてお話しいただいた後、神戸大学大学院人間発達環境学研究科岡田章宏教授より「イギリス－EU離脱と移民問題」というタイトルで、イギリスのＥＵ離脱に関しグラフや地図を用いてその背景を分かりやすく説明いただきました。最後に神戸大学大学院農学研究科大澤朗教授より、「腸管出血性大腸菌食中毒から考える食の安全対策」と題して、大腸菌の基本的な説明から、食中毒が起こる原因や対策などについてお話ししていただきました。
　兵庫県立兵庫高等学校は文科省のＳＧＨ（スーパーグローバルハイスクール）にも指定されており、その研究テーマに沿った内容であったこともあり、参加した学生達も熱心に耳を傾け、活発な質疑応答がなされました。
　なお，神戸大学ジャンモネCoEでは，今後も高校生向けミニシンポジウムを定期的に開催する予定です。

　ヨハネス・シュヴァイツアー氏

岡田　章宏　教授　

　大澤　朗　教授