EUディベートクラブ「Does the Dutch election result mean that nationalism in the EU is in decline?」を開催しました
2017年4月19日(水)に神戸大学六甲台キャンパスフロンティア館のコモンルーム(606号室)にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
6名の参加者がまずEUにおけるポピュリズム(大衆迎合主義)やナショナリズムの躍進の背景について議論しました。特に、経済危機の影響、EUに対する信頼の低下、難民危機が取り上げられました。また、メディアの影響力やEU加盟国における大国VS小国の関係も注目されました。
今回は南欧諸国出身の留学生参加者が自国の例を紹介し、オランダ選挙ではEU離脱を主張するヘルト・ウィルダースの政党が勝利しなかったものの、この選挙結果により大衆迎合主義がEUで否定されたという風に解釈はできないというところまで議論が活発に展開されました。