EUディベートクラブ「Should all EU countries increase their defence spending?」を開催しました
2017年6月14日(水)に神戸大学六甲台キャンパスフロンティア館のコモンルーム(606号室)にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
6名の参加者は、まずEU加盟国の多くが加入しているNATOが定めた各国の軍事費到達目標に関するデータを確認し、EUにおいて軍事費増が必要になってきた背景について議論を行いました。特に、EUが抱える安全上の問題、テロの脅威、英国離脱後のEU域内防衛協力強化の必要性が取り上げられました。
一方、経済危機で財政赤字が悪化した多くのEU加盟国については、軍事費よりも教育、医療、社会保障等にかける費用を優先すべきという意見もありました。
最終的に、EU各国の事情を反映したEU独自の軍事費到達目標が出来れば、EUで軍事費増もやむをえないという議論にまで展開しました。