2017年10月25日(水)に神戸大学六甲台キャンパスフロンティア館のコモンルーム(606号室)にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
　3名の参加者は、まず国別のインターネット管理およびソーシャルメディアの利用に関するデータを確認しました。その後、国家安全保障の理由で政府がオンラインの個人情報にアクセスする必要性と個人情報を守る必要について議論を行いました。EUにおける個人情報保護法律のほうが米国の法律より厳格でしたが、それは近年のテロ事件の増加により、EUがテロ防止対策としてインターネットの管理に積極的に取り組み始めたことによるものでした。
　また、インターネット管理の役割が議論で取り上げられ、インターネット管理が必要になってきた現代のEUでは、同時にそれに関する明確な法律およびオンラインユーザーに対する指導と説明が求められているという結論にまで展開しました。参加者はソーシャルメディアの自らの利用経験について説明することによってこのテーマを身近に感じ、理解を深めることが出来ました。

　EUディベートクラブでは今後もEU関連の重要なテーマを取り上げていきます。EU関連のテーマについて多様な側面の理解を深めることができますので、学生のみなさんの積極的な参加をお待ちしています。