EUディベートクラブ「Should the EU be concerned about the future of Schengen (passport-free movement)?」を開催しました
2017年12月13日(水)に神戸大学六甲台キャンパスフロンティア館のコモンルーム(606号室)にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
5名の参加者は、まずシェンゲン圏の地図と2015-16年以降に一時的な国境管理を導入した国を確認しました。その上で、シェンゲン圏内の一時的な国境管理の背景とその影響について議論しました。特に、EU域内の自由移動の意義またはEU域外からの移民受け入れに対する加盟国ごとの対応の格差について活発な議論が行われました。
最後に、人の自由移動を保障するシェンゲン協定がEU統合で極めて重要であるため、一時的な国境管理が比較的に長く続くことによって経済的なコストが増大するのではという結論に至りました。