EUディベートクラブ「How can unity and solidarity among EU states be increased?」を開催しました
2018年1月17日(水)に神戸大学六甲台キャンパスフロンティア館のコモンルーム(606号室)にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
8名の参加者は、まずEU域の国民が「自国民である」という意識だけでなく「EU市民である」という帰属意識があるかどうかについてのEUの最新の世論調査を見て、それが上昇傾向にあることを知りました。
その後、EUにおける「連帯感」の定義について議論を行い、EU加盟国間の連帯感がもっと必要と思われる分野をいくつか上げました(例えば、財政政策、エネルギー協力、安全性の強化等)。参加者は自らのEU関連の知識、研究成果を参考にしながら、現代のEUにおけるEU市民としての帰属意識をより強める様々な方法を検討しました。
最後に、参加者は欧州委員会が取り上げた2025年までのEUにおける5つの統合のシナリオに関する理解を深めました。