2018年6月19日(火)に神戸大学六甲台キャンパスアカデミア館の503教室にて、EUIJ関西との共催によりEUディベートクラブを開催しました。
　7名の参加者は、まずEU・ロシア関連の主流派報道の主なトピックを確認しました。その後、参加者の母国におけるロシアに関する認識またはロシアのことをメディアがいかに報道しているかについて議論があり、中国出身の留学生参加者がいくつかの興味深い事例を取り上げました。
　国内政治へのロシアの干渉に対する認識を初め、ロシアに対する姿勢がEU加盟国の間で異なっているという点も指摘されました。ロシア隣国のEU加盟国(エストニア等)は軍事的な意味でロシアを懸念しているのに対して、西欧諸国では主にロシアによるサイバーアタックが懸念されているという結論まで議論が展開しました。
　EUディベートクラブでは今後もEU関連の重要なテーマを取り上げていきます。EU関連のテーマについて多様な側面の理解を深めることができますので、学生のみなさんの積極的な参加をお待ちしています。