体験談
夏実施コースに参加した学生による体験談です
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今回、私がグローバルチャレンジコース(学生企画型)に応募した理由の一つは、時間がある時に見聞を広めたかったからです。私は将来、医学研究者になりたいと思っていて、医学部のカリキュラム上、一回生の夏に海外へ行くのが最も好都合だと思いました。
学外学修先の医学研究室では、英語の説明を聞いてPCRや電気泳動の実験をしたり、研究員の方と英語で実験について質疑応答したり、また研究員の方に観光に連れて行っていただいたりし、ずっと英語に触れていたので、英語のコミュニケーション能力が飛躍的に向上したと思います。
また、現地では医学系の日本人研究者の方何人かお会いし、インタビューする機会があり、キャリアに対する色々な大事なアドバイスをいただきました。そのほか日本人研究者が集まる、朝の会というものにも参加して、先生方の研究内容などを聞きました。
この留学で、専門知識をもっと学び、早く身に付けたいと思うようになりました。これからも医学生として、謙虚な姿勢で勉強していきたいと思います。
本を読めば、人口が2億4700万人で、首都がジャカルタで、主な宗教はイスラム教で…と言ったインドネシアについての知識を得ることができます。しかし、調べれば分かる知識を覚えているということは、重要なのでしょうか。
社会が変化する中で、知識はすぐに陳腐化してしまいます。私は、実際にその地に足を踏み入れ、自分で体験することが大切だと思います。
例えば、インドネシアでは、私たちの持っている普通が全く違いました。信条や時間感覚、マングローブの森や海、自然に対する思い、将来の捉え方など、例を挙げるときりがありません。現地について数日は、文化の違いに驚きました。受け入れられないと思うこともありました。
しかし活動を通して、ゆっくりとその違和感や拒絶感が変化していく過程を体験しました。その中で、「文化に優劣はない。私は自分の文化のなかで生きてきたけれど、相手の文化も、生活のやり方としてなかなかいいじゃないか。」と思えることができました。文章で見ると当たり前のことに思えるかもしれません。しかし、文の意味を理解し同意できるということと、実際に自分が感じるということは全く異なります。やはり、自分で感じたことは知識以上に価値があるのです。
gcpのプログラムに参加して、未知の場で主体的に活動することで、自分の血肉となるような経験をすることができました。この経験を生かして、今後も積極的にいろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。
私はベトナムのホーチミンでインターンシップをしました。
前半は、VIT Japanから派遣されて、日系の学習塾であるIZUMI塾で日本語教師の補佐を、後半は、日系のコンサルタント系の会社であるVIT Japanで日本の服を売る店舗の管理や、コンサルタント系の業務の補助をさせていただきました。
IZUMI塾では、ほとんど日本語が話せないベトナムの小学生から高校生に日本語を教えました。言いたいことが伝わらず苦労することもありましたが、一生懸命に日本語を覚えて話そうとする子供たちの姿は健気で、異文化や異言語を教えることの喜びを感じました。
後半のVIT Japanでは、ベトナム人の社員の方々と共に店舗の管理をしたり、現地に住む日本人にホーチミンの居住環境に関するヒヤリングをしたり、ベトナム人の学生へ高校や大学受験制度についての調査をするなど、日本人ベトナム人問わず様々な人と出会って話す機会をいただきました。その中で、自分とは違った考え方や価値観に出会うことができ、自分のキャリアを考える上でとても重要な経験となりました。
日本では絶対にできないような経験であふれた4週間でした。今回の学修を通して海外で働きたいという思いが強くなったので、今後も海外で活動ができる機会を得られるように積極的に情報収集をしていきたいと思います。
トロントでの生活は、大きく分けると「英語学習」「放課後の活動」「ホームステイ」の3つにまとめられます。
平日の午前中はトロント大学のEnglish Language Program に参加して、スピーキングを中心に英語の授業を受けます。クラスの先生はもちろん、クラスメイトには日本以外からの留学生もいたため、授業時間内も休憩時間も、英語で会話をし続けるトレーニングになりました。
放課後には、大学の設けたボランティア活動やスクールアクティビティに参加したり、各々の設定したテーマに沿ったフィールドワークに取り組んだりしました。私は多文化社会の中の日本文化の変容に興味があったので、トロントの日本料理店を訪れることが多かったです。どの店も料理はいずれも美味しいものでした。ただ、日本で見られる名前のメニューであっても、盛り付けの仕方や量が異なっている点が印象的でした。
帰宅後のホストファミリーとの交流も、大切な思い出となりました。1か月という短い間ですが、非常に濃密な経験を得ることが出来ました。
2週間の英語学修と、約10日間の企業訪問およびフィールドリサーチに取り組みました。
英語学修では、レベル別少人数クラスで様々な国から来た人々と肩を並べながら学び、スピーキングに対するハードルが下がっていきました。そこでできた友達と食事や観光に行ったことは最高の思い出です。
企業訪問では、日系企業や政府投資機関を訪問し、ビジネスの観点から見ることでさらにマレーシアについての知識が深まり、また企業の方々が現地の文化、習慣などに合うように事業を展開する工夫や努力を目の当たりにしたことで異文化理解の難しさや良さを実感できたと思います。
日程の余裕から、隣国シンガポールへの学生企画旅行が実現し、マレーシアとは一味違った雰囲気、食文化があり、すぐ隣にも関わらず国が違うといろいろ事情も異なるという不思議な体験もできました。
今回が私にとって初めての海外経験だったのですが、例えば多数の民族が相互にそれほど交わらずうまく調和を保っている様子が見て取れ、事前に本などで読んでいたことと違うイメージを持ちました。そのため、現地に赴いて肌で感じることの価値の大きさを知り、これからも積極的に海外へ足を運んでいきたいと考えるようになりました。
「自分の信じてきた常識は、異国ではどんなにちっぽけなことか。」これが、私がネパールに行って最も強く感じたことでした。
全然違う国に行ってみたい、という思いで期待と不安を胸にこのプログラムに参加しました。しかし実際に行って体感してみるとネパールでの滞在は想像していたよりずっと刺激的なものでした。日本語はもちろんのこと、英語も村では通じず、道ひとつ歩くにしても日本の感覚では歩けません。衝撃を受けることは数々ありましたが、不思議なことに受入れ難いことは少なく、むしろ異なる状況を楽しむことが多かったです。言葉が通じずとも指を指せば必要最低限のことは伝わりましたし、余所者の私たちにとても優しくしてくださった村の人たちの人の良さや、おいしいものを共有する喜びなど、人と人との関わりの根幹的なところは文化や環境関係なく通じ合えるのだということがわかりました。
最後に、これからプログラムに参加しようか迷っている方がいましたら、不安なことはたくさんあると思いますが、案外行ってみると心配したほどの困難ではないことが多いですので、勇気を出して参加することをおすすめします。
私は、3週間のあいだ、フィリピンのラグナ州にあるUPLBという大学で英語能力を高めるための語学留学をしました。
初め、私は自分の英語に自信がなく、初めは中々自分から英語で話しかけることができませんでした。それでも、私たちのガイドをしてくれたUPLBの学生さんたちが、私に積極的に英語で話しかけてくれ、こちらの英語を理解しようとしてくれました。そのおかげで、「自分から積極的に英語で話そうとする姿勢」が身についたように思います。
留学プログラムの後半では、買い物中に店頭で店員さんと打ち解けられたり、授業の一環である学生へのインタビューに快く答えてもらえたりなど、人々の優しさを感じる機会が多かったです。海外に行ったのは今回が初めてで、外国の方とこんなに話すのが初めてだった私にとって、日本にいる人と同じ姿勢で、身構えず海外の人と話せるようになったことは、大きな進歩でした。
この留学プログラムで、「積極的に英語を使う力」が身についたと強く感じます。UPLBの学生と連絡先を交換し、今でも連絡を取れる仲にまでなれたことがとても嬉しいです。
私は2週間のベトナム滞在の中で、ボランティア活動を行いました。主な活動場所はフィッシャービレッジという仕事のない人が水上生活を行っている貧困地域と知的障害・精神障害のある子供たちの通っている児童福祉施設です。
フィッシャービレッジでは、主にインフラ整備のお手伝いをしました。井戸水の濾過装置の手入れを1日がかりで行なったり、台風の影響で水害の被害を受けた家の掃除の手伝いをしたりと肉体作業が多くかなり大変でした。しかし、作業の進展や喜んでくださる現地の人々を見て達成感を感じました。
児童福祉施設では、手作りのお菓子やお面を配ったり、日本のおもちゃを持って行ったりしました。子供たちが自分にくっついてきたり、「こんにちは」と挨拶してくれたりしてとても楽しい時間でした。
政府の援助も無く厳しい生活を強いられている人がたくさんいるという点は自分にとって衝撃的でしたが、それ以上に、厳しい中でも楽しそうに生活している人々、ボランティアとして彼らを支援する心優しくフレンドリーな現地の人々が非常に印象に残っています。今回の活動では多くの課題を発見することはできましたが、自分にできたのは一時的な手伝いだけで、その課題の解決として何か成果を出すことはできなかったと自分の無力さを感じています。これからの学習や経験の中で自分にできることを具体的に考えていきたいです。
僕は9/23−9/30(台風のため1日延長)の1週間台湾に海外渡航しました。主な活動は国立台湾大学や工学部関連の施設の見学・講義です。
台湾の方々はとても親日でした。日本のことにすごく詳しく、特に台湾学生は日本のアニメや漫画で共通の話題になりました。また、文化の違いで言うと、電車内での飲食禁止やトイレットペーパーは流さず破棄などがあり、興味深かったです。小籠包やが有名でとても美味しかったです。
大学では、キャンパス内の図書館や研究室を見学させていただきまいた。無響室やレーザー研究室など多くの工学研究内容を英語で紹介させていただきました。学部では決して見ることができない最先端研究の一端が見れて知見を広げることができました。施設訪問では、実際に大学の研究が社会でどのように活用されているのかを知る機会になり大変勉強になりました。また、授業を英語で受けることがありました。それぞれの英語力でそれぞれが思うことがあり、英語が出来る人は、それをツールとしてどう活かすか、できない人はどうやったら上達するかなど考える時間になりました。
今回のプログラムは本当に楽しかったです。将来について考える機会になるとともに海外に渡航する経験もできる機会です。もし、これを読んで迷っている人がいれば是非参加をしてみると良いと思います。