2001年度後期学生による授業評価
■実施概要■
(1)実施時期
冬期休業後の平成14年1月15日(火)〜2月4日(月)。
(2)実施方法
授業中に配布し、回収。ただし、健康スポーツ科学の実技については、事後回収とした。
(3)実施対象
大学教育研究センターが開講する全ての全学共通授業教育科目。教官の出張等により、昼間主コースの後期開講科目538科目のうち実施されたのは、518科目。また夜間主コースの後期開講科目41科目のうち、35科目で実施された。
(4)回収数
後期の履修登録者数は、昼間主コースが延べ37,483名、夜間主コースが1,465名。そのうち、今回回答が提出されたのは、昼間主コースで21,856名、夜間主コース767名で、回収率はそれぞれ58.3%、52.4%であった。
(5)評価項目
評価項目は大きく3つからなる。
@受講生の授業に対する態度(出席率、予習時間、受講態度)。
A教員の授業行動や授業の内容について(熱意、学生への接し方、板書、教材の内容など)。この部分は、授業の形式(講義、実験・実習、既習外国語、未習外国語、健康スポーツ科学実技)に応じて内容が異なる。
B授業の効果(満足度、理解度、興味が増したかなど)。
これらの項目について、5点法で学生に評価してもらった。したがって、評点は1点(大変悪い)から5点(大変良い)まで変異し、3点が中間(平均)となる。
表の数字で、2点台には を、2点未満には を記した。
今回は出席率の悪い回答者を除いて再集計したときの平均が全体平均と比べてどの程度異なるかを調べてみるために、高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均を算出した。なお、夜間主コースは全回答者が高出席率者であったため、全体平均と同じ値となるので表記していない。
※ 2001年度後期の平均値で2000年度後期より0.2以上上がったものには↑、0.2以上下がったものには↓を付け加えた。
■昼間主■
1.全学共通授業科目の評価−全体−
大学教育研究センターが開講する全学共通授業科目は、教養原論、外国語科目、健康・スポーツ科目、専門基礎科目、資格免許のための科目、および、その他必要と認める科目に分かれる。
まず、全学共通授業科目全体および各科目区分の評価結果をみてみよう。先にも指摘したように、授業形式によって評価項目の内容が異なるので、ここでは全ての科目に共通する項目に限定する。
科目区分 昼間主全体 教養原論 外国語 健康・ 専門基礎 その他
項 目 スポーツ
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出席率 4.41(4.73) 4.18(4.18) 4.61(4.75) 4.54(4.65) 4.22(4.75) 3.98(4.63)
予習時間 2.22(2.30) 1.45(1.47) 2.72(2.75) 1.48(1.46) 2.18(2.30) 1.60↑(1.65)
受講態度 3.29(3.40) 3.12(3.27) 3.33(3.37) 4.21↑(4.24) 3.21(3.42) 2.86↓(3.05)
教官の熱意 3.79(3.83) 3.83(3.89) 3.78(3.80) 4.37(4.40) 3.60(3.67) 3.66↓(3.67)
学生に親切 3.71(3.76) 3.57(3.63) 3.79(3.81) 4.29↑(4.31) 3.55(3.62)
3.51↓(3.53)
評価基準が明確 3.53(3.57) 3.43(3.50) 3.65(3.67) 3.66(3.68) 3.30(3.34) 3.43↓(3.41)
クラスサイズ 2.75(2.77) 2.49(2.49) 2.91(2.91) 2.83(2.82) 2.71(2.71) 2.77↓(2.83)
科目に合った内容 3.93(3.98) 3.80(3.86) 4.02(4.04) 4.39(4.41) 3.76(3.83) 3.88↓(3.93)
興味が増した 3.36(3.39) 3.44(3.48) 3.31(3.32) 3.98(3.99) 3.23(3.27) 3.46↓(3.54)
理解度 3.27(3.32) 3.19(3.24) 3.35(3.37) 3.95(3.97) 2.98(3.04) 3.36↓(3.39)
満足度 3.53(3.57) 3.50(3.56) 3.56(3.58) 4.14↑(4.16) 3.34(3.40) 3.49↓(3.54)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
(1)出席率は極めて高い。
(2)それぞれの授業への予習時間は非常に少ない。特に教養原論と健康・スポーツ科学。
(3)学生自身の受講態度は、まあ良い。
(4)教官の授業に対する熱意と学生に対する親切な対応はかなり評価されている。特に健康・スポーツ科学の教官は熱意が高く親切だと高く評価されている。
(5)受講生の数は、全ての授業科目で「多い」と評価されている。
(6)授業内容は、それぞれの科目区分にふさわしいものであったと評価されている。
(7)後期の授業を受講した結果、その科目に対する興味がやや増した。
(8)授業の内容もほぼ理解されている。
(9)受講した授業には満足している。
(10)クラスサイズは教養原論でわずかだが改善がみられる。
(11)2000年度より健康・スポーツ科学の学生の受講態度、学生に親切、満足度が上がっている。
(12)2000年度前期より「その他」が全般的に評価が下がっている。
※高出席率者の平均は全体平均と比べて一様に高いが、差異は0.1前後であり、それ程違いがあるとは言えない。
2.教養原論
科目区分 教養原論 人文分野 社会分野 自然分野
項 目 全分野
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出席率 4.18(4.68) 4.23(4.69) 4.10(4.70) 4.29(4.61)
予習時間 1.45(1.47) 1.50(1.53) 1.36(1.38) 1.58(1.58)
受講態度 3.12(3.27) 3.15(3.30) 3.11(3.28) 3.08(3.19)
教官の熱意 3.83(3.89) 3.88(3.96) 3.82(3.86) 3.76(3.82)
学生に親切 3.57(3.63) 3.55(3.59) 3.53(3.59) 3.73(3.79)
評価基準が明確 3.43(3.50) 3.51↑(3.59) 3.23↓(3.28) 3.79↑(3.85)
授業の準備 3.82(3.89) 3.89(3.98) 3.75(3.78) 3.89(3.96)
話し方 3.67(3.71) 3.62(3.68) 3.75(3.77) 3.55(3.63)
板書・OHP 3.05(3.09) 3.08(3.13) 2.91(2.90) 3.37(3.44)
教科書・資料 3.35(3.39) 3.48(3.55) 3.23↓(3.26) 3.37(3.41)
私語への注意 3.44(3.50) 3.58(3.66) 3.41(3.48) 3.24(3.28)
シラバス通り 3.50(3.56) 3.61(3.67) 3.38↓(3.41) 3.62(3.67)
クラスサイズ 2.49(2.49) 2.55(2.58) 2.45↑(2.42) 2.46(2.47)
科目に合った内容 3.80(3.86) 3.82(3.89) 3.83(3.87) 3.71(3.76)
興味が増した 3.44(3.48) 3.50(3.54) 3.42(3.46) 3.40(3.42)
理解度 3.19(3.24) 3.35(3.42) 3.12(3.16) 3.07(3.12)
満足度 3.50(3.56) 3.55(3.62) 3.47(3.51) 3.50(3.54)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)教官の授業への熱意。
(3)授業の準備がしっかりなされていた。
(4)科目区分にふさわしい内容。
<評価が低い項目>
(1)学生の予習時間
(2)クラスサイズ(受講生が多過ぎる)。
※ 社会分野では、2000年度後期よりクラスサイズの評価が良くなり、教科書・資料、シラバス通りの評価が下がった。
3.外国語
科目区分 外国語 英語 独語 仏語 中国語 露語
項 目 全体
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出席率 4.61(4.75)
4.59(4.73) 4.63(4.78) 4.58(4.75) 4.68(4.75) 4.64↑(4.67)
予習時間 2.72(2.75)
2.72(2.76) 2.83(2.88) 2.79(2.84) 2.50(2.52) 3.09↑(3.07)
受講態度 3.33(3.37)
3.27(3.32) 3.37(3.40) 3.38(3.43) 3.46(3.48) 3.70↑(3.70)
教官の熱意 3.78(3.80)
3.66(3.69) 3.88(3.89) 3.88(3.90) 3.99(3.99) 4.23(4.23)
学生に親切 3.79(3.81)
3.62(3.64) 3.93(3.92) 3.98(3.99) 4.06(4.08) 4.57↑(4.58)
評価基準が明確 3.65(3.67)
3.65(3.67) 3.62(3.63) 3.74(3.74) 3.62(3.64) 4.25↑(4.26)
クラスサイズ 2.91(2.91)
2.89(2.89) 2.92(2.92) 2.94(2.94) 2.94(2.93) 3.34↑(3.35)
テキストの分量 2.65(2.65)
2.68(2.68) 2.68(2.67) 2.66(2.65) 2.49↓(2.49) 2.91(2.91)
テキストの内容 2.64(2.64)
2.73(2.73) 2.59(2.58) 2.57↓(2.55) 2.44↓(2.44) 2.75↑(2.74)
教材が興味深い 3.17(3.18)
3.26(3.28) 3.01(2.99) 3.18(3.19) 3.05(3.05) 3.66↑(3.67)
コミュニケーション能力 3.19(3.20)
3.27(3.33) 3.11(3.09) 3.12↓(3.13) 3.26(3.27) 3.36↑(3.37)
リーディング・ライティング 3.49(3.51) 3.34(3.38) 3.55(3.55)
3.50(3.52) 3.54(3.54) 4.11↑(4.09)
授業の進度 3.25(3.26)
3.20(3.22) 3.29(3.27) 3.28(3.29) 3.34(3.34) 3.82↑(3.79)
科目に合った内容 4.02(4.04)
3.93(3.96) 4.11(4.12) 4.10(4.12) 4.12(4.13) 4.59↑(4.58)
興味が増した 3.31(3.32)
3.27(3.28) 3.31(3.31) 3.38(3.40) 3.41(3.41) 3.77↑(3.77)
理解度 3.35(3.37)
3.40(3.43) 3.24(3.26) 3.28(3.30) 3.36(3.37) 3.43(3.42)
満足度 3.56(3.58) 3.48(3.51) 3.62(3.63) 3.65(3.67) 3.69(3.69) 4.19↑(4.19)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)科目区分にふさわしい内容。
(3)教官の授業への熱意。
(4)教官が学生に親切。
<評価の低い項目>
(1)テキストの分量(やや多い)。
(2)テキストの内容(やや難しい)。
(3)学生の予習時間(特に中国語)。
(4)クラスサイズ(やや多い)
※2000年度後期と比べ、仏語、中国語でテキストの内容がより難しくなり、露語はほとんどの項目の評価が上昇している。
4.健康・スポーツ科学
科目区分 健康・スポーツ科学
項 目 実習*
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出席率 4.54(4.65)
予習時間 1.48(1.46)
受講態度 4.21(4.24)
教官の熱意 4.37(4.40)
学生に親切 4.29↑(4.31)
評価基準が明確 3.66(3.68)
クラスサイズ 2.83↑(2.82)
科目に合った内容 4.39(4.41)
興味が増した 3.98(3.99)
理解度 3.95(3.97)
満足度 4.14↑(4.16)
シラバス通り 3.82(3.82)
運動量
3.09(3.09)
実技指導
3.97(3.98)
生涯スポーツ
3.76(3.76)
安全指導
3.95(3.96)
体力維持・増進
3.99(4.00)
*今学期は実技しか開講されなかった。
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の出席率。
(2)科目区分にふさわしい内容。
(3)教官の授業への熱意。
(4)教官が学生に親切。
(5)学生の受講態度。
(6)学生の満足度。
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)講義の学生の受講態度。
(3)クラスサイズ(受講生がやや多い)。
※ 2000年度後期と比較して学生に親切、クラスサイズ、満足度の評価が上がっている。
5.専門基礎科目
科目区分 専門基礎 専門基礎1 専門基礎 専門基礎
専門基礎 専門基礎
項 目 全体 その他2 2 2講義 実験・実習
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出席率 4.22(4.75)
3.67↓(4.48) 3.80(4.64)
4.37(4.78) 4.24(4.74) 4.79(4.88)
予習時間 2.18(2.30)
1.48(1.45) 1.45(1.47) 2.42(2.50) 2.30(2.38) 2.82(2.83)
受講態度 3.21(3.42)
3.18(3.52) 2.94(3.26) 3.29(3.46) 3.10(3.29) 3.89↓(3.92)
教官の熱意 3.60(3.67)
3.93(3.98) 3.59(3.74) 3.59↓(3.64) 3.63(3.70) 3.48↓(3.50)
学生に親切 3.55(3.62)
3.74(3.85) 3.50(3.64) 3.56(3.61) 3.53(3.58) 3.66↓(3.68)
評価基準が明確 3.30(3.34)
3.70(3.76) 3.19(3.27) 3.32(3.34) 3.35(3.38) 3.22(3.24)
クラスサイズ 2.71(2.71)
2.43(2.36) 2.42↓(2.38) 2.80(2.79) 2.81(2.80) 2.78(2.79)
科目に合った内容 3.76(3.83) 3.66↓(3.82) 3.68(3.79)
3.79(3.84) 3.75(3.80) 3.91(3.93)
興味が増した 3.23(3.27)
3.53(3.55) 3.34(3.47) 3.19(3.22) 3.12(3.15) 3.41(3.42)
理解度 2.98(3.04)
3.27(3.44) 3.03(3.19) 3.95(3.00) 2.92(2.97) 3.07↓(3.08)
満足度 3.34(3.40)
3.48(3.62) 3.43(3.59) 3.31(3.35) 3.28(3.33) 3.40↓(3.41)
授業の準備 4.06(3.98) 3.80(3.93) 3.63(3.67)
話し方 3.77(3.71) 3.47(3.59) 3.38(3.43)
板書・OHP 3.19(3.39) 3.02↑(3.11)
3.16(3.21)
教科書・資料 3.65(3.56) 3.25(3.35)
3.24(3.26)
私語への注意 3.54(3.74) 3.43(3.58)
3.30(3.34)
シラバス通り 3.71(3.73) 3.47(3.60)
3 .39(3.41)
3.54(3.54)
課題の分量 2.44(2.43)
課題の内容
2.28(2.26)
説明・指示
3.32↓(3.33)
個人指導
3.30(3.32)
レポートへの対応 3.27↓(3.29)
*「専門基礎1」は、特定の学部により「教養原論」が「専門基礎科目」として指定されている科目。
*「専門基礎2」は、理系の科目(数学、物理学、化学、生物学、地学、自然科学史、情報科学)
*「その他2」は、法学、政治学、日本国憲法。
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)科目区分にふさわしい授業内容。
(3)教官の授業への熱意。
(4)実験・実習で教官が親切。
(5)実験・実習の学生の受講態度
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)クラスサイズ(受講生が多い)。
(3)学生の受講態度(専門基礎その2)。
(4)課題の分量(多い、実験実習)。
(5)課題の内容(難しい、実験実習)。
(6)理解度(専門基礎その他2、専門基礎2講義)
※高出席率者の平均が全体平均より低いものも一部見られるものの、ほとんど0.1前後の違いしかない。
※ 専門基礎実験・実習が2000年度後期より学生の受講態度、教官の熱意、学生に親切、理解度、満足度、レポートへの対応で評価が下がっている。
【専門基礎科目・講義】
科目区分 数学 物理学 化学 生物学 地学 情報
項 目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席率 4.26(4.73) 4.30(4.77) 4.27(4.71) 3.73↓(4.72) 4.34(4.68) 4.03(4.78)
予習時間 2.48(2.58) 2.52(2.60) 1.64(1.69) 2.04(1.99) 1.27↓(1.21) 1.45(1.49)
受講態度 3.21(3.40) 3.07(3.22) 2.94↓(3.08) 2.75↓(3.09) 2.66↓(2.68) 3.01(3.26)
教官の熱意 3.70(3.77) 3.56(3.57) 3.72(3.83) 3.09↓(3.37) 3.15↓(3.18)
3.68↓(3.77)
学生に親切 3.62(3.65) 3.43(3.45) 3.67(3.79) 3.08↓(3.16) 3.07↓(3.09) 3.50↓(3.53)
評価基準が明確 3.62↑(3.67) 2.99↓(2.96) 3.21(3.30) 3.20↓(3.00) 2.68↓(2.74) 3.12(3.16)
クラスサイズ 2.85(2.83) 2.66(2.64) 2.82(2.83) 2.92↓(2.96) 2.93(2.97) 3.00↑(3.01)
科目に合った内容 3.82(3.88) 3.58(3.60) 3.79(3.86) 3.98(4.18) 3.44↓(3.53) 3.72(3.80)
興味が増した 3.10(3.13) 2.96(2.98) 3.08(3.16) 3.58↓(3.78) 3.17↓(3.12)
3.72(3.80)
理解度 3.06(3.14)
2.62(2.61) 2.64↑(2.71) 3.27↓(3.46) 2.83↓(2.76)
3.31(3.42)
満足度 3.37(3.42)
3.06(3.07) 3.23(3.34) 3.48↓(3.70) 3.10↓(3.09) 3.52(3.59)
授業の準備 3.69(3.74)
3.55(3.55) 3.71(3.82) 3.51↓(3.70) 3.46↓(3.50) 3.42(3.36)
話し方
3.33(3.38) 3.42(3.42) 3.50(3.59) 3.10↓(3.45) 2.93↓(2.91) 3.89↑(3.89)
板書・OHP 3.24(3.30) 3.05(3.05) 3.19(3.30) 2.70↓(2.81) 2.54↓(2.47) 3.42(3.47)
教科書・資料 3.43↑(3.46) 2.99↓(2.94) 3.10(3.21) 3.49↓(3.60) 2.80(2.79) 2.99↓(3.01)
私語への注意 3.37(3.40) 3.23(3.23) 3.27(3.35) 3.40↓(3.67) 2.90↓(2.91) 3.08(3.13)
シラバス通り 3.46(3.49) 3.25(3.25) 3.37(3.43) 3.50↓(3.60) 3.20↓(3.21) 3.35(3.40)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の出席率。
(2)科目に合った内容(とくに、生物学、数学、科学、情報科学)。
(3)教官の熱意(数学、情報科学)。
(4)興味が増した(情報科学)。
(5)教官の授業準備(化学)。
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)クラスサイズ(情報科学を除き、受講生がやや多い)。
(3)理解度(物理学、化学)。
(4)教科書や資料が適切だった(物理学、地学)。
(5)板書やOHPなどは見やすく、ノートに書きとりやすかった(生物学、地学)。
(6)興味が増した(物理学)。
【専門基礎科目・実験、実習】
科目区分 物理学 化学 生物学 情報科学 地学 図学
項 目
出席率 4.95(4.98) 4.93(4.97) 4.73↓(4.90) 4.63(4.77) 4.68(4.86) 4.80(4.92)
予習時間 4.09↓(4.09) 3.98↓(3.99) 3.36↑(3.40) 1.73(1.68) 1.45↓(1.43) 2.38↓(2.38)
受講態度 3.89(3.90) 4.00↓(4.01) 3.36↑(3.40) 3.95(4.01) 3.18↓(3.19) 3.78↓(3.84)
教官の熱意 3.51↓(3.49) 3.79(3.79) 3.45(3.50) 3.39↓(3.43) 3.45(3.48) 3.35(3.35)
学生に親切 3.87(3.87) 4.02(4.03) 4.36(4.50) 3.45↓(3.47) 3.86↓(3.81) 3.32(3.36)
評価基準 3.59(3.59) 3.43(3.44) 3.64(3.70) 2.94↓(2.94) 3.32↓(3.33) 2.98(3.02)
クラスサイズ 3.01(3.00) 2.73(2.75) 3.27↓(3.30) 2.59↓(2.61) 2.82↓(2.81) 2.86(2.86)
科目に合 4.08(4.08) 4.08↓(4.09) 4.09↑(4.20) 3.92↓(3.95) 3.77↓(3.81) 3.40↓(3.43)
興味が増 3.25(3.24) 3.48(3.49) 3.45↑(3.50) 3.55↓(3.58) 3.32↓(3.29) 3.24↓(3.25)
理解度 3.21(3.21) 3.18↓(3.19) 3.18↑(3.20) 2.99↓(3.01) 3.05↓(3.10) 2.91↓(2.89)
満足度 3.35(3.34) 3.53(3.54) 4.09(4.20) 3.38(3.39) 3.55(3.57) 3.30(3.32)
課題の分量 2.06↑(2.04) 2.20(2.19) 2.55↓(2.50) 2.71(2.71) 3.05↑(3.05) 2.55(2.56)
課題の内容 2.23↑(2.21) 2.01↓(2.02) 2.45↑(2.40) 2.36↓(2.34) 2.59(2.57) 2.38(2.34)
説明・指示 3.60(3.60) 3.98(3.99) 3.73(3.80) 2.83↓(2.84) 3.27↓(3.24) 3.33(3.34)
個人指導 3.54(3.55) 3.89(3.90) 3.45(3.50) 3.03↓(3.06) 3.59↓(3.57) 2.85↑(2.86)
レポート 3.42(3.42) 3.41(3.42) 3.82↑(3.90) 3.17↓(3.19) 3.09↓(3.10) 3.08(3.13)
シラバス 3.60(3.59) 3.98(3.99) 4.09(4.20) 3.48↓(3.49) 3.55↓(3.52) 3.03(3.02)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)学生の受講態度(生物学、地学を除く)。
(3)科目区分にふさわしい授業内容(図学を除く)。
(5)物理学、化学の予習時間。
<評価の低い項目>
(1)予習時間(情報科学、地学、図学)。
(2)課題の分量(多い。地学を除く)。
(3)課題の内容(難しい)。
(4)グループや個人への指導が不十分(情報科学)。
(5)実験・実習にあたっての説明や指示が十分だった(生物学)。
(6)理解度(情報科学、生物学)。
(7)クラスサイズ(化学、情報科学、図学)。
(8)評価基準が不明確(情報科学、図学)。
6.その他の必要と認める科目
科目区分 その他 人権 総合教養科目
項 目
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出席率 3.98(4.63) 3.73(4.61) 4.40(4.64)
予習時間 1.60↓(1.65) 1.38(1.34) 1.96↓(1.98)
受講態度 2.86↓(3.05) 2.91↓(3.19) 2.79↓(2.89)
教官の熱意 3.66↓(3.67) 3.79↓(3.83) 3.45↓(3.50)
学生に親切 3.51↓(3.53) 3.58↓(3.61) 3.40(3.45)
評価基準が明確 3.43↓(3.41) 3.63↓(3.64) 3.11↓(3.16)
クラスサイズ 2.77↓(2.83) 2.59↓(2.59) 3.05(3.10)
科目に合った内容 3.88↓(3.93) 3.94↓(3.97) 3.77(3.89)
興味が増した 3.46↓(3.54) 3.53↓(3.67) 3.34↓(3.40)
理解度 3.36↓(3.39) 3.52↓(3.61) 3.09↓(3.15)
満足度 3.49↓(3.54) 3.57↓(3.66) 3.35↓(3.40)
授業の準備 3.72↓(3.76)
3.68↓(3.65) 3.80↓(3.88)
話し方 3.18↓(3.22)
3.24↓(3.33) 3.07↓(3.10)
板書・OHP 2.88(2.87)
3.07(3.13) 2.58↓(2.60)
教科書・資料 3.37↓(3.40)
3.41↓(3.44) 3.29↓(3.36)
私語への注意 3.04↓(3.03)
3.18↓(3.19) 2.18↓(2.86)
シラバス通り 3.57(3.65)
3.52↓(3.57) 3.64(3.74)
*( )内は高出席率者(出席率の回答が4「70%-90%」か5「90%以上」)の平均
<評価の高い項目>
(1)学生の出席率(とくに、総合教養科目)。
(2)教官の授業に対する熱意。
(3)科目区分にふさわしい授業内容。
(4)教官の授業の準備。
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)学生の受講態度。
(3)クラスサイズ(多い、人権)。
(4)板書・OHP(総合教養科目)。
(5)私語への注意(総合教養科目)。
※ 人権は、高出席率者の受講態度が全体平均より高い。
※ 2000年度前期と比べ、人権の殆ど、総合教養科目の多くの項目が下がっている。
■夜間主■
1.全学共通授業科目−全体−
科目区分 夜間主全体 教養原論 外国語 健康・ 専門基礎
項 目 スポーツ
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出席率 4.68 4.73↑ 4.65 4.71 4.65
予習時間 2.46↑ 2.05↑ 2.86 1.37 2.01↑
受講態度 3.58 3.63 3.49↓
4.51↑ 3.37↓
教官の熱意 3.81↓ 4.01 3.70↓
4.57↑ 3.35↓
学生に親切 3.80 3.82 3.74 4.49↑ 3.63↓
評価基準が明確 3.54
3.73↑ 3.56 3.53 2.88
クラスサイズ 2.92
2.82 2.96 3.24↑ 2.82↑
科目に合った内容 3.78
3.79 3.81 4.37↑ 3.27↓
興味が増した 3.44
3.57 3.38 4.24↑ 2.91↓
理解度 3.29
3.24 3.33 4.06↑ 2.40
満足度 3.59 3.72↑ 3.54 4.49↑ 2.94↓
*専門基礎科目は「地理学」、「数学基礎」。
(1)学生の授業への出席率は高い。
(2)それぞれの授業への予習時間は少ない。
(3)学生自身の受講態度は、良い。
(4)教官の授業に対する熱意と学生に対する親切な対応はかなり評価されている。特に、教養原論と健康・スポーツ科学の教官は熱意が高く、さらに、健康・スポーツ科学の教官は親切だと高く評価されている。
(5)授業内容は、それぞれの科目区分にふさわしいものであったと評価されている。
(6)健康・スポーツ科学は、後期の授業を受講した結果、その科目に対する興味がやや増し、授業の内容もほぼ理解され、受講した授業には満足している。
(7)クラスサイズは健康・スポーツ科学を除き、多い。
(8)専門基礎は、評価基準が不明確で、興味、理解度、満足度がネガティブである。
※ 平均値を2000年度後期と比べると、健康・スポーツ科学の殆ど、教養原論の一部の項目が上昇し、専門基礎の大部分と外国語の一部の項目が下がっている。
2.教養原論
科目区分 教養原論 人文分野 自然分野
項 目 全分野
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出席率 4.73↑ 4.71↑ 4.75↑
予習時間 2.05↑ 1.87 2.17
受講態度 3.63 3.64 3.62
教官の熱意 4.01 3.94↓
4.07
学生に親切 3.82 3.78
3.85
評価基準が明確 3.73↑ 3.83↑ 3.67↑
クラスサイズ 2.82↓ 2.79↓ 2.83↓
科目に合った内容 3.79 3.93 3.68↓
興味が増した 3.57 3.74 3.44
理解度 3.34 3.62 3.13
満足度 3.72↑ 3.85 3.62
授業の準備 4.07
4.15 4.01↑
話し方 3.82↑ 3.92 3.75
板書・OHP 3.15↓ 3.06 3.22↓
教科書・資料 3.52↓ 3.52↓ 3.52↓
私語への注意 3.59↓ 3.32↓
3.78↑
シラバス通り 3.69 3.66 3.71
*夜間主コースは、法・経済・経営学部に設置されているため、教養原論は自分野である社会分野は履修しない。
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)教官の授業への熱意。
(3)教官の授業への準備。
(4)教官が親切。
(5)話し方。
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)クラスサイズは多いと評価されている。
※ 2000年度後期と比較して、人文・自然分野のどちらも出席率、評価基準の評価が上がり、クラスサイズ、教科書・資料の評価が下がっている。
3.外国語
科目区分 外国語 英語 独語 仏語 中国語 露語
項 目 全体
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出席率 4.65↑ 4.67↑
4.60 4.69 4.59 5.00↑
予習時間 2.86
2.78 3.19 3.41↑ 2.65 3.60↑
受講態度 3.49
3.36 3.50 3.95↑ 3.59 4.60↑
教官の熱意 3.70 3.56 3.83 3.90↓ 3.87↓
5.00↑
学生に親切 3.74↓ 3.49↓
3.83 4.05↓ 4.13↓
5.00
評価基準が明確 3.56 3.63 3.64
3.51 3.32↓ 4.80
クラスサイズ 2.96
2.94 3.05 3.00↓ 2.94 3.20↓
テキストの分量 2.72 2.65↓ 2.90 3.62 2.87 2.80
テキストの内容 2.67 2.73 2.57 2.46 2.65 2.80
教材が興味深い 3.23 3.26 3.21 3.33
3.06
4.00
コミュニケーション能力 3.24
3.32 2.66 3.21 3.37↑
4.60↑
リーディング・ライティング 3.58 3.27 3.88 3.66↑ 3.56↑
4.60↑
授業の進度 3.31
3.29 3.07 3.23↓ 3.45↑
4.20↑
科目に合った内容 3.81
3.64 4.20 4.13 3.89↓
4.60
興味が増した 3.38
3.27 3.41 3.61 3.51 4.40↑
理解度 3.33
3.43 3.00↓
3.34 3.20 3.80↓
満足度 3.54 3.42 3.65 3.65↓ 3.69↓ 4.80↑
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)学生の受講態度(特に露語、仏語)。
(3)教官の授業への熱意(特に露語、仏語、中国語、独語)。
(4)教官は学生に親切に対応(特に露語、仏語、中国語、独語)。
(5)科目区分にふさわしい内容(特に露語、独語、仏語、中国語)。
(6)露語は、満足度、興味が増した、コミュニケーション能力、リーディングライティング能力が高く評価されている。
<評価の低い項目>
(1)学生の予習時間(中国語、英語)。
(2)テキストの分量(多い、仏語を除く)。
(3)テキストの内容が難しい。
(4)コミュニケーション能力を伸ばす配慮(独語)。
※ 2000年度前期と比べ露語の多くの項目が上がっている。
4.健康・スポーツ科学
科目区分 健康・スポーツ科学
項 目 実習
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出席率 4.71
予習時間 1.37↓
受講態度 4.51
教官の熱意 4.57
学生に親切 4.49
評価基準が明確 3.53
クラスサイズ 3.24
科目に合った内容 4.37
興味が増した 4.24
理解度 4.06
満足度 4.49↑
シラバス通り
3.90↑
運動量
3.45
実技指導
4.24
生涯スポーツ
4.24↑
安全指導
4.33↑
体力維持・増進
4.22↑
* 平成2001年度後期は講義は開講されなかった。
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
(2)教官の授業への熱意。
(3)教官が学生に親切に対応。
(4)科目区分にふさわしい授業内容。
(5)学生の受講態度。
(6)授業に対する興味が増した。
(7)理解度。
(8)満足度。
(9)実技指導が丁寧だった。
(10)生涯スポーツ、安全指導、体力維持・増進で高い評価。
※ 2000年度前期と比べて、予習時間の評価は下がったが、満足度、シラバス通り、生涯スポーツ、安全指導、体力維持・増進は上がっている。
5.専門基礎科目およびその他の必要と認める科目
科目区分 専門基礎
項 目
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出席率 4.45↑
予習時間 2.01
受講態度 3.37
教官の熱意 3.35↓
学生に親切 3.63↓
評価基準が明確 2.88↓
クラスサイズ 2.82↓
科目に合った内容 3.27↓
興味が増した 2.91↓
理解度 2.40↓
満足度 2.94↓
授業の準備 3.45↓
話し方 3.08↓
板書・OHP 2.99↓
教科書・資料 2.74↓
私語への注意 3.22↓
シラバス通り 3.45↓
* 2001年度後期の専門基礎科目は「地理学」「数学基礎」(2000年度後期は「社会学」「数学基礎」「統計学」「数理統計学」)
<評価の高い項目>
(1)学生の授業への出席率。
<評価が低い項目>
(1)学生の予習時間。
(2)評価基準が明確。
(3)クラスサイズ(多い)。
(4)学生の興味、理解度、満足度。
(5)板書・OHP、教科書・資料。
※ 2000年度後期と比較して出席率(上昇)、予習時間、受講態度を除く14項目で評価が下がっている。が、含まれる科目が異なっていることに注意されたい。
■全学共通授業科目の課題■
全学共通授業科目の学生による授業評価は1999年度後期の試行も含めると今期で3年目となるが、1999年度後期は一部の科目について実施されただけであるので、2000年度後期と2001年度後期の結果を比較してわかった主な事項を以下に列挙する。
(1)満足度がやや低下。
全体的評価と考えることのできる「満足度(授業の満足度はどうでしたか)」の評定平均は、それぞれ、昼間主では3.61、3.53、夜間主では3.70、3.59と、ともに2001年度後期は2000年度後期より評価が下がっている。この項目に対して「大変満足している」または「満足している」と回答した学生の比率については、昼間主は56.4%と51.8%、夜間主は60.7%と56.5%となっており、割合の変動も同様の傾向を示している。評定平均が3.5で正の評価の割合が5割以上ということで前回の報告書同様、「学生から全学共通授業科目にとりあえずは合格点が与えられている」と言えるかもしれないが、減少傾向が今後続くかどうか注意したい。
なお、同じ項目について「不満である」または「大変不満である」と答えた学生の割合について2000年度後期から2001年度後期への変化を調べてみると、昼間主が9.2%から9.7%へ、夜間主が8.1%から10.3%へと増加している。
(2)予習時間は相変わらず非常に少ない。
一部の実験・実習を除いて、授業形態や分野を問わず、学生の予習時間は少ないし、全体的にこの傾向は2000年度後期より僅かではあるが強まっている。とくに、2000年度前期に3.28と3以上であった専門基礎科目の実験・実習全体の評定平均が2.82と大きく値を下げている。この原因と問題性について詳しく検討し、学生の学習支援や厳正な成績評価など、適切で効果的な対策を講じる必要があるだろう。
(3)クラスサイズが多すぎる不満は相変わらずだが、教養原論では不満がやや減少。
クラスサイズが多いことへの不満は、予習時間についての評価と並んで、全体的に負の評価がなされている項目である。全体の平均値は殆ど同じであるが、教養原論やその他の科目については評価が0.2以上上昇した。これは、大規模クラスの解消のための取り組みが実質的に効果をあげ、学生に評価されていると解釈できる。とはいえ、平均はまだ3(「どちらともいえない」)に達しておらず、更なる改善が求められる。
(4)外国語のテキストへの不満は変わらず。
外国語については、前年度同様、テキストの分量が多く、内容が難しいという評価がなされている。中国語についてその傾向が強い。
(5)昼間主の露語が全面的に評価上昇。
昼間主の露語は17項目中13項目で評価が0.2以上上昇している。満足度も0.38も上がっている。
(8)専門基礎実験・実習の授業方法に関する項目が低下。
専門基礎実験・実習については、全体では16項目中9項目が0.2以上も評価を下げた。分野による違いがみられるが、教官の熱意、興味が増した、理解度の項目が比較的多くの科目で低下している。
(9)「その他」の科目も低下。
「その他」には人権と総合教養科目が含まれるが、どちらも殆どの項目で評価が下がっている。
前年度と比較して、健康・スポーツ科学実習、露語(昼間主)、専門基礎1のように全体的に評価が上がっているものがある一方、専門基礎実験・実習やその他のように軒並み項目平均を下げているものもみられる。また、予習時間やクラスサイズについては相変わらずワースト項目である。健康・スポーツ科学実習や教養原論などにおけるクラスサイズの評価のように、履修方式の変更や大規模授業解消に向けたセンターの取り組みの影響と思われるものもあるが、評価が下がった箇所や、評価が相変わらず低い箇所については、その理由や問題性について検討し、可能な対策を早め早めに講じていくべきだろう。