平成15年度前期担当教官による授業評価

■ 実施概要 ■

(1)実施時期
  夏季休業前の平成15年7月3日(木)〜7月16日(水)。
(2)実施方法
  担当教官が期間中にアンケート票を共通教育掛より受け取り、記入後提出した。
(3)実施対象
  大学教育研究センターが開講する全ての全学共通授業科目。昼間主コースの584
科目と、夜間主コースの29科目及び、再履修(規則改正による読み替え)授業科目
が、昼間主コースの97科目と、夜間主コースの17科目で総計727科目。

(4)提出数
  期限内に提出されたアンケート票は、昼間主コース468科目(80.1%)、夜間主
コース26科目(89.7%)の計494科目(80.6%)及び再履修(規則改正による読み替
え)授業科目が、昼間主コースの43科目と、夜間主コースの13科目の総計550科目
(74.7%;平成14年度前期74.4%)であった。
(5)質問項目
  今回から項目を大幅に見直し全面的に改め、授業評価については以下の選択式8項目
と自由回答5項目の13項目とした。
@担当科目の教育目標を知っていますか。(各授業科目の目標・内容については「全学共通
 授業科目実施に関する規則・内規等」p.95〜p.108やセンターホームページを参照のこと)
A今学期の授業計画を立てる際、学生による授業評価を参考にしましたか。
B今学期はシラバスに沿って進められましたか。
C今学期の授業のために立てられた目標の達成度についてお尋ねします。
D休講された回数についてお尋ねします。
E担当科目のクラスイズについてお尋ねします。
F毎回の授業に対する全般的な学生の出席状況についてお尋ねします。
G学生の受講態度はどうでしたか。

■ 分析結果 ■

(別紙の通り)

■ 今後の課題 ■
  下表の通り、目標達成の平均値が昨年度と比べて0.26上昇し、クラスサイズ(大)の
平均値が1.12減少した。目標達成の平均値が上昇したことについては、後期だけでな
く今後の動向に注目したい。また、学生評価の変動ともあわせてみて、それが一時的
なものか、それとも教員の努力が本当に高まっていることの結果なのか、さらには、
学生にどの程度受け止められているかなどを吟味した後に、再検討してみたい。


  昼間主(前期のみ)

  年度        2000  2001  2002  2003
  回答数        555  539   439   511
  教官
   設置趣旨    4.48  4.41  4.56  4.33
   授業計画への 3.58  3.57  3.90
   シラバス利用
   シラバス通りの 4.05  4.01  4.07  3.99
   授業進行
   目標達成    3.87  3.81  3.96  4.22
   休講せず    4.52  4.52  4.52  4.39*
   クラスサイズ  3.85  3.83  3.73  2.67*
  学生
   出席状況    4.29  4.26  4.49  3.91
   授業理解    3.79  3.85  3.97
   受講態度    3.86  3.90  4.00  3.90
   授業反応    3.65  3.59  3.78

* 2002年度までに合わせて換算した。