大教・春











藤田誠一大学教育推進本部長からのご挨拶
 
 神戸大学は、国際都市神戸にある110年を超える歴史を持つ総合大学で、1902年(明治35年)に創立された神戸高等商業学校に起源を持っています。神戸高等商業学校は、地球規模で活躍するビジネスマンや指導的立場にある人材を数多く育成しました。
 このような伝統を引き継ぎながら、神戸大学ではEUやアジアの主要大学との間で、修士課程におけるダブルディグリープログラムなど国際通用力のある教育プログラムを展開してきました。この流れを更に加速するため、2015年(平成27年)4月に大学教育推進機構を改組し、学士課程・大学院課程教育のグローバル化に関する全学的な企画・立案等を行う組織として、大学教育推進本部を設置しました。
 大学教育推進本部には、グローバル社会における諸課題を社会に先駆けて発見し、世界に向けて解決策を発信できるグローバル人材の育成を支援するための「グローバル教育推進委員会」、平成28年度からの2学期クォーター制導入により、1・2年生の1つのクォーターを「チャレンジターム」として設定し、国際的なフィールドで学生が行う自主的な活動を支援するための「神戸グローバルチャレンジプログラム委員会」が設置され、大学教育のグローバル化を推進するための取組が行われています。
 また、学士課程・大学院課程の教育を推進し、教育の質の改善・向上を図るため、各部局教育担当評議員等で構成され、大学教育推進機構の最高意思決定機関である「大学教育推進委員会」、各部局の教務責任者を構成員とし、大学教育に係る取組や教育改善に向けた取組の実施について審議する「全学教務委員会」、各部局の評価・FD責任者を構成員とし、教育活動に関する評価及びFDの推進について審議する「全学評価・FD委員会」が設置され、本学における教育マネジメント体制が強化されています。

 アジア諸国を中心に世界各国から約1200人の留学生が学び、また、アジア、ヨーロッパを中心に約300の海外の大学・研究機関と交流協定を結び、4つの海外事務所・連絡拠点を持つ神戸大学は、「問題発見・解決型」グローバル人材の育成を目標とし、2016年(平成28年)4月からは、全学部生が卒業時に身につけるべき3つの能力「複眼的に思考する能力」、「多様性と地球的課題を理解する能力」、「協働して実践する能力」を「神戸スタンダード」として4年間の教養教育の目標とし、国際通用力を強化した教育プログラムを展開していきたいと考えています。


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