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ジャーナリスト向けワークショップを開催します(3/10・オンラインのみに変更)

poster_website2020.pngポスター (PDF形式)

(記事内容 3/1更新)

2021年3月10日(水)、ジャーナリスト向けワークショップを以下の内容で実施します。
欧州に関連したテーマの講演や、それについてのディスカッションを通して、EUや欧州諸国への理解を深めていただくことを目的としています。
ジャーナリストの方に限らず、一般の方も参加可能ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

会場・オンライン(zoom)のどちらでもご参加いただけます。(3/1更新)オンラインのみでの開催に変更となりました。会場では実施いたしませんので、ご注意ください。

お申込はこちら(3/8(月)まで申込可能)

お申込いただいた後、メールでzoomの詳細をお知らせいたします。

※すでに会場でのご参加をご希望いただいた方には、代わりにオンラインでの参加方法をご案内させていただきます。申し訳ございませんがご了承ください。


日時:2021年3月10日(水)14:00~15:40


講演1
「コロナ感染拡大抑制のための個人情報の利用:世界各地の状況について」
 講師:村尾 元 神戸大学大学院国際文化学研究科 教授

コロナ禍においては、その拡散抑制のために、スマートフォンが広く利用されることとなった。しかし、スマートフォンという個人的なデバイスの利用は、個人的な情報の安全を脅かすことにもつながる。中国では国をあげ、半ば強権的に個人的な情報を利用することで、コロナの拡散を抑え込もうとしており、それは成功しているように見える。また、欧州などでもさまざまなサービスが実施されている。本講演では、世界各地における、スマートフォンをはじめとするITを用いたコロナ対策について、事例とともに、個人情報保護とそれに欠かせない技術的な側面について紹介する。

講師紹介
神戸大学工学部助手、国際文化学部助教授を経て、2013年より現職。ドイツミュンヘン工科大学客員研究員(2005年)、中国廈門理工学院客員教授(2019年)。博士(工学)。専門は機械学習,社会システム科学。


講演2
「EUのジェンダー法制とその実質的影響:フランス「パリテ」を例として」
 講師:関根 由紀 神戸大学大学院法学研究科 教授

男女平等と性別による差別の撤廃は、欧州統合の過程を通して、少なくとも明文上、一貫してEU社会政策の中の重要な位置を占めてきた。原構成六カ国の妥協の産物としてローマ条約(当時119条。現EU運営条約157条)に盛り込まれた男女同一賃金原則は、その後、男女平等の実現に向けどのように発展してきたか。2020年3月には欧州委員会による「ジェンダー平等戦略2020-2025」が発表されたが、本講演ではEUのジェンダー政策の今日に至るまでの展開を概観し、加盟国内への影響について、フランスを一例として紹介する。  

講師紹介
1971年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。ブリュッセル自由大学法学部卒業後、東京大学法学政治学研究科修士課程修了。国際労働機関事務局(ILO)本部(スイス・ジュネーブ)、ILO駐日事務所勤務を経て2004年より神戸大学法学研究科助教授(准教授)、2012年より現職。


対象者:ジャーナリスト・一般の方

開催場所:オンライン(zoom)
※神戸大学梅田インテリジェントラボラトリでは実施しませんのでご注意ください。

お問合せ:国際教育総合センタープログラムコーディネート部門

E-mail: intl-prg[at]office.kobe-u.ac.jp

*[at]を@に置き換えて使用してください。

国立大学法人 神戸大学