1. トップページ
  2. お知らせ
  3. 2019年2月22日に金蘭千里高等学校生向けに神戸大学ジャンモネCoEミニシンポジウムを開催しました

2019年2月22日に金蘭千里高等学校生向けに神戸大学ジャンモネCoEミニシンポジウムを開催しました

 2019年2月22日、ジャンモネCoE主催のミニシンポジウムを金蘭千里高等学校の生徒を対象に開催しました。
 金蘭千里高等学校で行われたこのシンポジウムでは135名の生徒に対して3名の講師による講演が行われました。 まず初めに、エロル・リーヴィ参事官(駐日欧州連合代表部)より「人権を求めて~EUからの視点」と題して、 EUの概要とEUにおいてどのように基本的人権が保護されているかやどのようにしてそれを世界中に広めていくかについて、 英語で講演が行われました。次の講演では吉田健一教授(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科)が、 自身のゲノム研究を始めるに至った過程や欧州やアメリカ、オーストラリアの研究者との国際的な協同研究から分かったことを 「生命の設計図"ゲノム"の研究と私」の講演の中で述べられました。 最後は、坂井一成教授(神戸大学大学院国際文化研究科)が、「EUの移民・難民問題~困難な政策調和と安全追求~」と題した講演の中で、 ヨーロッパの移民政策について詳細に説明しました。
 シンポジウムに先立ち、生徒たちは辻本賢理事長(金蘭千里学園)によるEU関連の事前学習授業を受講していました。 そのような事前準備や充実した学校での英語教育のおかげで、生徒たちは積極的に講義を聞き、質疑応答の際も英語で多くの質問をしていました。
 神戸大学ジャンモネCoEは、今後も高校生を対象としたミニシンポジウムを定期的に開催していきます。

photo1_kinran.jpg photo2_kinran.jpg

photo3_kinran.jpg photo4_kinran.jpg

国立大学法人 神戸大学