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2019年1月25日に高校教員向けEUレクチャー『グローバル人材育成における言語と文化に対する多元主義的アプローチの可能性(欧州の事例を参考に)』を開催しました

 2019年1月25日(金)、ジャンモネCoE主催で、橋田力神戸大学国際教育総合センタープログラムコーディネート部門准教授による高校教員向けEUレクチャー 『グローバル人材育成における言語と文化に対する多元主義的アプローチの可能性(欧州の事例を参考に)』を開催しました。
 橋田准教授はまず、アメリカと欧州のグローバル人材の見方を比較し、欧州は伝統的に複言語・複文化主義であることを重視していると指摘しました。 さらに、日本では、アメリカの市場(企業利益)志向と欧州の社会(的公正)志向の間の調和された教訓的なアプローチを採用していると説明されました。 最終的に、言語と文化に対する複数主義的なアプローチがどのようにしてグローバル人材を育成する日本の教育者の助けになるのか議論しました。 質疑応答の際には、講義内で言及された"デザインシンキング"について等、参加者からいくつかの質問が出されました。
 レクチャーは兵庫県高等学校教育研究会英語部会平成30年度研究大会の一環として実施され、兵庫県下の高等学校で働く英語教員15名が参加しました。
 神戸大学ジャンモネCoEでは、高校教員が生徒に対してEUの最新の知識を教授できるよう、高校教員向けのレクチャーを今後も継続していきます。

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国立大学法人 神戸大学