7月10日にEUディベートクラブ「How does social media affect young people in Europe and Japan?」を開催しました
2019年7月10日(水)に神戸大学六甲台キャンパスアカデミア館の403教室にて、EUIJ関西の共催のもとでEUディベートクラブを開催しました。
まず初めに、11人の参加者はソーシャルメディアの与える影響についての一般的なデータを確認しました。参加学生は、ソーシャルメディアは基本的に毎日に利用していると話し、
政治等の関心のある問題についての情報収集に役立つと言う参加者もいました。興味深いことに、何名かの学生は、ソーシャルメディアをよく利用する一方で、手紙を送る等、
旧来の方法を利用して連絡を取っていました。その後のディベートでは、ソーシャルメディアは人々の交流をどのように変えたかという問題に発展し、
参加者はメールを通した非感情的なやり取りと直接会って話すことの違いについて考えました。ディベートの終盤に向けて、参加者たちは、
ソーシャルメディアの認識についての世代間の違いについて意見を出し合いました。また、参加者たちは、親が子供たちのインターネットの利用時間を制限することは理想的なことではないと提案しました。
参加者の一人であるイギリス人教員は、ヨーロッパにおける見方は、親は子供たちがオンライン上で行っていることに積極的に関心を持とうとすべきであるということでした。
こうした行動をとることで、親自身がソーシャルメディアに関して新しいことを知ることができます。この有益で積極的なディベートを通して、学生たちはソーシャルメディアの長所と短所を比較でき、
また同時に、日本と中国、そして欧州で使われているソーシャルメディアでのいくつかの共通点に気づくことができました。