2020年1月15日（水）に神戸大学六甲台第１キャンパス社会科学系アカデミア館403教室にて、EUIJ関西との共催でEUディベートクラブ（ヨーロッパについて英語で楽しく話す会）を開催しました。。
　始めに、インストラクターより、欧州における新年の伝統行事の一つとして公現祭（エピファニー）とフランスの家庭でのお祝いに欠かせないガレット・デ・ロワ（王様のケーキ）について説明がなされ、 年初らしい雰囲気の中で会合が始まりました。
　続いて、欧州委員会の新委員長に任命されたウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長がロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにおいてブレクジット後のＥＵと英国の関係について講演した動画を視聴し、 双方が緊密な関係を維持しつつも加盟国ではなくなる英国との関係がどのように変化するのか、参加者の間で意見交換がなされました。また、英国の著名なシンクタンクである王立国際問題研究所（チャタムハウス） の研究員による記事「欧州はリラックスできるか？」を踏まえ、ブレクジットが一段落した後、これまで顕在化しなかったＥＵのさまざまな政策課題が明らかになり、難しい対応を迫られるとの意見もありました。