5月20日にEUディベートクラブ(ヨーロッパについて英語で楽しく話す会)「ヨーロッパとコーヒーの味わい深い関係」を開催しました。
2020年5月20日(金)、遠隔会議ソフトZoomを用いて「ヨーロッパとコーヒーの味わい深い関係」をテーマにEUディベートクラブ(ヨーロッパについて英語で楽しく話す会)
をEUIJ関西と共催しました。
始めに、コーヒー好きのトルコ人教員から、コーヒーの原種はエチオピアにあり、山火事でコーヒーの実が焼け、香ばしい香りがしていたのを村人が見つけ、挽いて飲んでみたらカフェインの
効果もあり元気が出たことからコーヒーの飲用が始まったこと、やがて同地からイスラム世界に広がり、オスマン・トルコがヨーロッパへの供給を独占していたが、17世紀にウィーン包囲戦から
敗退する際に豆と器具を残していったことからヨーロッパ人の知るところとなったことなど説明がなされました。
続いて、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いて、いくつかの小グループに分かれて、ヨーロッパ人が熱帯に築いた植民地にコーヒーを移植して世界に広げていったこと、
ヨーロッパ各地におけるコーヒーの飲まれ方や日常生活における位置付けなどについて楽しい会話が続けられ、参加した学生たちの間でコーヒーを起点としたヨーロッパと世界について関心が高まりました。