6月26日にEUディベートクラブ(ヨーロッパについて英語で楽しく話す会)「ヨーロッパとチョコレートの苦くも甘い関係」を開催しました。
2020年6月26日(金)、遠隔会議ソフトZoomを用いて「ヨーロッパとチョコレートの苦くも甘い関係」をテーマにEUディベートクラブ(ヨーロッパについて英語で楽しく話す会)
をEUIJ関西と共催しました。
始めに、チョコレート好きの学生から、カカオの起源は古代メキシコにあり、紀元前の昔から神の食べ物として貴重で高価であったこと、アステカでは皇帝の飲み物としてカカオ豆をすりつぶして
香辛料などを加えていたものを、メキシコに遠征したコルテスがスペインに持ち帰った際に香辛料の代わりに砂糖などを加えて甘い飲み物に変えたことから、ヨーロッパで広がっていったことなど
説明がなされました。続いて、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いて、いくつかの小グループに分かれて、ヨーロッパ人が熱帯に築いた植民地にカカオを移植して世界にチョコレートを
広げていったこと、いろいろと工夫を重ねてカカオからココアドリンクやミルクチョコレートをつくり出していったことなどについて楽しい会話が続けられ、
参加した学生たちの間でチョコレートを起点としたヨーロッパと世界について関心が高まりました。