Dean's Message 機構長からのご挨拶

tamaki

本機構は、神戸大学における研究の推進を担う学術研究推進機構、国際化・グローバル化の推進を担う国際連携推進機構と並んで、文字通り、全学における教育の推進を担う組織です。神戸大学における教育の根幹は、「教育憲章」に謳われている通りですが、その一部を紹介しますと、教育原理として、学生が個人的および社会的目標の実現に向けて、その潜在能力を最大限に発揮できるよう、学生の自主性および自律性を尊重し、個性と多様性を重視した教育を行うこととあります。また、教育目的として、(1) 人間性の教育、(2) 創造性の教育、(3) 国際性の教育、(4) 専門性の教育、が掲げられています。
(4) の専門性については、もっぱら学部・大学院での教育が中心となりますが、(1) から (3) の人間性、創造性、国際性、すなわち知性、理性、感性の調和としての教養の涵養、創造的な問題解決能力の育成、多様な価値観・異文化の理解、については、専門教育だけでは難しく、大学教育推進機構に大きな期待がなされているところです。文と理がバランスした総合大学としての神戸大学らしく、部局を横断する形での全学的な教育の在り方を追究していくことが、重要な役割の一つとなっています。
少し視点を変えると、教育の目標は教えることそのものではなく、人材の育成にあろうかと思います。教育体系や教育プログラムの充実等が重要であることはもちろんですが、学生を育てるといった視座が、ないがしろにされると元も子もありません。教育に係る制度や仕組みに捉われがちな、教育推進の取組み・活動においても、その指導原理とも言えるこの点を常に意識してもらえればと思います。
以上、甚だ堅苦しい話になりましたが、優れた学生の輩出が、大学の第一義的な責務であることに間違いありません。皆さんのこれから活躍を祈念して、挨拶に代えさせてもらいます。

高等教育推進機構長
玉置 久

FD活動

神戸大学では、「教育憲章」及び「学位授与に関する方針」に掲げた教育目標を達成し、教育の質の更なる向上を図るため、「神戸大学の教育推進に関するFDガイドライン」を策定し、全学及び各部局において教育推進に関わる組織的なFDを実施・推進しています。
全学的なFDの推進に関すること等を審議する組織として、大学教育推進機構の下に「全学評価・FD委員会」を設置しています。委員会では、年度ごとにFDの重点課題を定めて全学的なFDの推進を図るとともに、全学及び各部局で実施するFDやピアレビューをとりまとめた「FDカレンダー」を作成し、FDに関する情報提供や情報共有を行っています。

FDカレンダー

本学の歴史について

神戸大学の昔と今 (Link:YouTube)
講師:野邑 理栄子(文学資料室室長補佐)

講義法等について

関西FD連絡協議会「シリーズ大学の授業を極める」

講義法
Chap.1Chap.2Chap.3Chap.4
アクティブラーニング
Chap.1Chap.2Chap.3Chap.4
授業設計
Chap.1Chap.2Chap.3Chap.4
学習評価
Chap.1Chap.2Chap.3Chap.4

FD研修会 動画・資料等

○令和6年度
■令和6年度 FD重点課題
・重点課題① 学びの多様性、公正性、包摂性に対する理解と促進
・重点課題② DP に即した教育成果データの教育改善に向けた活用
・重点課題③ ICT を活用した効果的な教育法の検討と知見の共有

FD動画

○大学教育推進機構主催FD
生成AI時代におけるレポート課題の再発見 ― 『論題の設計と評価の原理』(2025年2月14日開催)
講師 成瀬 尚志 氏(大阪成蹊大学 准教授(本学文学研究科OB))

新任教員に対する研修の実施

新規に採用された教員に対し、本学のビジョン・歴史、構成員としての倫理・使命、教育実践・学生支援のための基礎的知識・技術等を身につけるための研修を実施しています。

全学アンケート等

神戸大学では、全学アンケート等として「入学・進学時アンケート」、「卒業・修了時アンケート」及びクォーターごとの「授業振り返りアンケート」、前期、後期ごとの「学修の記録」を実施し、教育の質向上等に役立てています。