概要

EUエキスパート人材養成プログラム(KUPES※)は、国際文化/国際人間科学・法・経済の学部・研究科の学生が、EU(欧州連合)を主とした欧州に関して、それぞれの専門分野と学際的観点から多面的かつ体系的に学べるように、神戸大学が独自に開発した学位プログラムです。

学部2年生から博士前期(修士)課程まで一貫したカリキュラムを提供し、EUの社会文化・法・政治・経済的側面について専門的かつ分野横断的に研究する能力や高度な語学力を段階的に習得できます。

さらに、欧州各国の大学への学部段階での交換留学(半年~1年)と、博士前期(修士)課程でのダブルディグリーの取得を目指した留学(1年)によって、複眼的な視野と国際的な人脈を広げることができます。

英語と他のEU公用語の語学教育を充実させ、留学先での学修やインターンシップ等の活動に困らない語学力を育成します。

プログラムは2014年4月から開始しました。

※KUPESは英語の正式名称、Kobe University Programme for European Studiesの略称です。

KUPESカリキュラム概要

プログラム概要

プログラム概要

カリキュラム構成

カリキュラム構成

KUPESカリキュラムポリシー

教育課程の編成・実施の方針

専門性

  • 所属学部/研究科における専門科目を通じ、EUを主とした欧州に関する専門的知識を習得する。
  • 所属学部/研究科における演習・課題を通じ、欧州の動向及びEUが国際社会に及ぼす影響について、洞察し分析できる能力(学士)、課題を発見・分析し専門的な議論を行える能力(修士)を養います。

学際性

  • プログラム共通科目や他学部/研究科における専門科目を通じ、EUを主とした欧州に関連した学際的知識を習得するとともに、現代の欧州や国際社会が抱える課題を多角的に分析できる能力(学士)、分野横断的に分析・研究できる能力(修士)を育成します。

国際性

  • 外国人教員による専門科目、外国語講座、短期語学研修と半年間の交換留学を通じ、異文化への理解を深めるとともに、外国語による実践的なコミュニケーション、プレゼンテーション、ディスカッションの技能を培います。(学士)
  • 外国人教員による専門科目と協定校修士課程への1年間の留学を通じ、外国語で専門的・学際的議論と交渉を行う能力を高めます。(修士)

KUPESリーフレット

EUエキスパート人材養成プログラム全体について紹介しています。

KUPES紹介「インターネットラジオ」

インターネットラジオ「神戸大学Radio!~等神大の私たち~」にアカデミックコーディネーターとKUPES 生が出演しKUPESの紹介を行いました。ラジオはこちらからお聴きください。