KOBE UNIVERSITYSOLAC神戸大学 大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター

センターについて

柏木 治美

センター長の挨拶

センター長 柏木 治美

本センターでは、より高度で多様な外国語運用能力を育成するための外国語教育カリキュラムの整備や、授業外における学生の自律的外国語学習をサポートするしくみの開発・運営など、様々な取り組みを行っています。特に、授業カリキュラムについては、アドバンスト科目や外国語セミナーの導入など、4年間トータルで授業を提供できるしくみを提案してきました。

平成17年度採択の文部科学省現代GPプロジェクト「外国語によるプレゼンテーション能力育成のための特別プログラム」では、大学生の英語力と批判的思考力を育成する革新的な教育プログラムの開発に取り組み,平成24年度採択の文部科学省グローバル人材育成推進事業では、その取組の一環として、本センターでは「グローバル・イングリッシュ・コース(GEC)」を企画・実施しました。

また,平成22年度に始まった第二期中期計画(平成22年~27年度)において,「全学共通教育における外国語科目の魅力ある教育プログラムに基づくモデル・シラバスの検討を行う」(平成22~23年度),「それに基づく,具体的なシラバス基本方針の提案を行う」こと(平成24年度)を事業計画に掲げ,これまでに『総合大学における外国語によるアカデミック・スキル育成を中核とした先進的外国語教育』(平成20-21年度神戸大学戦略的・独創的な教育研究プロジェクト報告書―大学改革への取り組み―),『外部評価報告書:神戸大学大学教育推進機構外国語第Ⅰ(英語)教育部会』(平成23年1月)などの事業,他大学における外国語科目のシラバス作成に関するガイドライン等の資料収集,魅力ある授業実現のための「モデル・シラバス」作成にあたっての基本的な考え方の策定などを行って参りました。

平成30年度には、全学におけるアクティブラーニング学修環境整備の一環として、これまでのCALL教室を、「アクティブラーニングラボ」「インタラクティブ・ラーニングラボ」に転換・整備しました。また、外国語授業において神戸大学LMS BEEFという学修支援システムの活用を目指し、さまざまな機能を使った外国語の授業展開事例集「神戸大学LMS BEEF活用事例集」を作成いたしました。

こうしたわたしたちの活動が、外国語を駆使して国内外で真に活躍する人材の育成に少しでも寄与できることを願っております。

横川 博一

国際コミュニケーションセンターとは?

神戸大学 大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンターは,全学の外国語教育に関する研究及び企画・立案を行う組織です。

神戸大学の学士課程・大学院課程における外国語教育の充実と、大学教育推進本部が企画・立案する全学教育を一体的に推進するための中心的な役割を果たしています。

沿 革

平成15年(2003年)
神戸大学国際コミュニケーションセンター設置
平成27年(2015年)
大学教育推進機構に統合され,大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターと改称

設置目的

外国語教育に関する研究、並びに神戸大学教学規則第26条1項に定める外国語科目に係る教育についての企画、運営、実施等を行うとともに、国際学術交流・留学のための外国語教育支援を行い、本学の外国語教育の充実・発展に寄与する。

センターの業務(大学教育推進機構規則3条2に基づく)

  • 外国語に関する研究・調査に関すること。
  • 全学の外国語教育に関する研究・調査並びに企画立案に関すること。
  • 外国語教育環境の整備に関すること。
  • 外国語教育に係る支援に関すること。
  • その他センターの業務を実施するために必要なこと。

部門構成

国際コミュニケーションセンターは,4つの研究部門で構成されています.

システム研究部門

メンバー:島津厚久、廣田大地、横川博一、芹澤円

学生の習熟度、適性、ニーズに応じた教育目標・内容、カリキュラムの作成、及び統一テストによるクラス編成など教育支援体制に関する調査研究

  1. 外国語コース編成及びカリキュラムに関する調査研究及び開発
  2. 教授法及び能力別クラス編成など教育体制に関する研究開発
  3. 教育目標の設定及び外国語成績評価法の企画立案
  4. 教育技術の応用及び外国語教育方法の評価に関する研究

コンテンツ研究部門

メンバー:石川慎一郎、安田麗

語学教育に即した教授法と教材作成、及び4技能(「読む、書く、聞く、話す」)のバランスのとれた総合的コミュニケーション能力の開発に関する調査研究

  1. 英語教育に即した教授法と教材に関する研究開発
  2. ドイツ語等の教育に即した教授法と教材に関する研究開発
  3. 4技能(読む・書く・聞く・話す)の教授法に関する研究開発
  4. 英語教育の教材作成の企画立案

メディア研究部門

メンバー:柏木治美、保田幸子、濱田真由

情報機器、E-learning等インターネットを活用したマルチメディア教育機器の導入と効率的利用に関する研究開発

  1. IL&AL教室の導入と運営管理
  2. E-learningの有効的な活用環境の構築に関する研究開発
  3. 自学自習支援体制のバックアップ

学術交流研究部門

メンバー:Tim Greer、木原恵美子、高橋康徳

教職員、派遣留学生等に対する外国語運用方法の研究と支援

  1. 外国語を用いる異文化間コミュニケーションの教育研究
  2. 外国語検定試験に関する教育研究
  3. 外国語による発表、討論の形式・方法等に関する教育支援

教員紹介

Super_SOLAC Belec Cédric 保田 幸子 Tim Greer 大和 知史 木原 恵美子 柏木 治美 高橋 康徳 朱 春躍 Christopher Schelletter Burch Alfred Rue Jason Gold 横川 博一 石川 慎一郎 濱田 真由

専任教員

特任教員

特命教員